宇宙人の同胞たちへ

地球で暮らす宇宙人の日記です。

宇宙銀行のタイムラグ: 未着の送金を待つ宇宙人

宇宙人の同胞たちへ

 

困った。

 

家計逼迫中である。

 

最近の地球は意外とお金がかかるものだ。

 

去年11月で、1年半ほど続けた仕事を辞めた。

同僚もわがままだったし、我慢し続けた労働環境がいよいよ嫌になったからだ。

 

自分の計画では、多少は蓄えもあるし、失業保険も微々たるが受給できるので

その間に仕事決まるだろう、のんびり息抜きしながら求職活動しよう。

 

と、考えて今まで四社ほど応募したが、決まらない。

 

困った。

どこも人手不足のはずなのに、なぜ人材を選ぶ?

 

それとも私が宇宙人だから採用されないのだろうか。

というか、私は今、ドイツで暮らしているのだが、

英語もドイツ語もそこそこ、職業スキルといえば大昔OLやっていたな、

くらい。

あとは商業作家で、出版社の求める原稿を書いて売っていた。

 

つまり、箸にも棒にも引っかからない人材だ。

宇宙人を募集しているところは、今のところない。

なので、企業に求められていないというのも、納得する。

 

これが多分、日本食レストランの接客業とかだったら、

結構さっさと決まる気がするが、できればやはり、まだ習得していないスキルが

学べる職場がいい。

だが企業側は、教育させるのが面倒だから、未経験は不要なのだろう。

つまり、勝算は低い。

 

旦那の収入は普通で、贅沢しなければカツカツで暮らしていける額である。

しかし、旦那はなぜか計算できない男で、勝手に贅沢してしまうのである。

 

なので、昨日から、旦那が未払いしていた督促状が何通かきているが、

払えないのである。彼の口座は空っぽだそうだ。

失業保険も、申請したが一ヶ月過ぎても音沙汰がないのである。

 

それはさておき、

宇宙銀行からそろそろ送金されているはずなのだが、まだ私の元に来ないのは、

タイムラグが大きいのだろうか。

おかしい。

 

貯金をしない主義の私の口座には、あと3000ユーロ。

 

貯金を食い潰すまで納得いく企業に応募し続けるか。

もちろん、手っ取り早く接客業について、転職活動もありだ。

 

普通の地球人ならどうするのだろうか。

 

ほんと、そろそろ宇宙からのお迎えが来てほしい、今日この頃。