宇宙の同胞たちへ。
今日、封筒を買いに行って暗くなった空を見上げたら、下弦の月だった。
白く光る月を見て、君たちが私を見ていてくれることにホッとする。
いつもそこにいてくれてありがとう。
去年の11月にホテルの仕事を辞めて、今無職なのは知っているよね。
それから、ゆっくり就活しているけど、四つ応募してそのうち二つは落ちた。
一つは、いつ働けるかというファーストコンタクトがあって、それに返信した後、音信不通。
もう一つは最近応募したばかりで、まだ返事は来ない。
でも、最近求人サイトを見ていて、それがひどく時間の無駄だと思えてきた。
私が誰かに選ばれるのではなく、自分が選ぶ側でいたい。
そう思ったら、真面目に就活するのがバカらしくなってきた。
代わりに、今人生で一番克服したい英語の勉強を始めた。
ドイツにいても、就活を始めると英語スキルが求められているというのも理由だ。
でも、本当に英語を流暢に話せたら、もっと人生に勢いがつくと思う。
何より自分の成長がわかるし、さらに地球の仲間が増えると思う。
でも、ふと考えると宇宙ではコミュニケーションには、きっと言葉など必要なくて、
伝えたいことを瞬時に察していたはずだし、察してもらえたはずだ。
それなのに、地球に来てからは気持ちを言葉というツールに乗せなくては
通じない。
しかも、同じツールを使っているはずなのに、誤解が生じることも多々ある。
なんで地球では言葉を使うのだろう。
言葉は何かを伝えられる一方、発せられなければ何かを隠していられるから、
そういう意味では都合がいいのかもしれないね。
今日はここまで。
今夜のご飯は、先日旦那が作ってくれたボロネーゼを加工して、ラザニアだ。